3月21日実施 千葉県知事選投票行動調査
自民支持層の6割以上「熊谷氏に投票」
3月21日に投票された千葉県知事選で社会調査研究センターは同日夕、投票を終えた有権者を対象にインターネット調査を実施した。
選挙結果は、前千葉市長の熊谷俊人氏が投票数の約7割を得票し、自民党の推薦した元県議の関政幸氏は約2割の得票率にとどまった。調査結果をみると、自民党支持層でも6割以上が熊谷氏に投票したと答え、関氏はその半分の3割強。自主投票だった公明党の支持層では8割以上が熊谷氏に投票したと答えた。
自民党はこの知事選で、立憲民主党県連などの支援を受ける熊谷氏との「与野党対決」の構図に持ち込もうとしたが、関氏は与党支持層の取り込みに失敗した形だ。菅内閣を支持する層でも関氏に投票したとの回答は3割だった。3期12年続いた森田健作県政からの転換を期待する意識の広がりが熊谷氏の大量得票につながったという地域事情も指摘される。
調査は、NTTドコモの携帯ユーザーを中心とする「プレミアパネル」(dポイントクラブ)の県内在住者から無作為に抽出した対象者にメールで協力を依頼。2129人が投票先を回答した。
選挙結果は、前千葉市長の熊谷俊人氏が投票数の約7割を得票し、自民党の推薦した元県議の関政幸氏は約2割の得票率にとどまった。調査結果をみると、自民党支持層でも6割以上が熊谷氏に投票したと答え、関氏はその半分の3割強。自主投票だった公明党の支持層では8割以上が熊谷氏に投票したと答えた。
自民党はこの知事選で、立憲民主党県連などの支援を受ける熊谷氏との「与野党対決」の構図に持ち込もうとしたが、関氏は与党支持層の取り込みに失敗した形だ。菅内閣を支持する層でも関氏に投票したとの回答は3割だった。3期12年続いた森田健作県政からの転換を期待する意識の広がりが熊谷氏の大量得票につながったという地域事情も指摘される。
調査は、NTTドコモの携帯ユーザーを中心とする「プレミアパネル」(dポイントクラブ)の県内在住者から無作為に抽出した対象者にメールで協力を依頼。2129人が投票先を回答した。
文責 平田崇浩(社会調査研究センター)