調査実績

3月6日実施 千葉県知事選情勢調査

 熊谷氏の優勢変わらず 関氏らが追う展開  

 森田健作知事の任期満了に伴う千葉県知事選(3月21日投票)が3月4日に告示されたのを受け、社会調査研究センターは3月6日、インターネット調査を実施して情勢を探った。前千葉市長の熊谷俊人氏(43)が県内全域で大きくリードし、元県議の関政幸氏(41)=自民推薦=や共産党職員の金光理恵氏(57)=共産推薦=らが追う展開になっている。回答者の半数近くが「まだ決めていない」と答えており、情勢が変わる可能性もある。
 調査は3月6日午前に実施。対象者はNTTドコモの携帯ユーザーを中心とするプレミアパネル(dポイントクラブ)の県内在住者から無作為に抽出し、1500人から有効回答を得た。
 社会調査研究センターが2月20日に実施した情勢調査とは調査方法が異なるものの、熊谷氏が大差で他候補を引き離している情勢に変わりはない。投票意識の傾向もほぼ同様だった。 
 2月20日の調査は千葉テレビ放送と共同で実施した。コンピューターで無作為に数字を組み合わせた固定電話の番号に電話をかけるRDD法で対象者を抽出し、自動音声応答(オートコール)で1101人から有効回答を得た。 
 2回の調査結果を以下に紹介する。調査方法が異なるため数値を直接比較することに意味はない。サンプル分布は多少異なっていても、大きな傾向は変わらないことが確認できる。  
 選択肢が異なる設問もあり、選択肢のなかった項目は空欄にした。投票意識に関わる回答データについては公職選挙法で公表が禁じられており、掲載していない。 

 
文責 平田崇浩(社会調査研究センター)



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