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2021年4月10日実施 参院広島再選挙情勢調査

2021.4.12

4月10日実施 参院広島再選挙情勢調査


 野党系・宮口氏リード 自民・西田氏が追う展開  
 参院広島選挙区再選挙が8日に告示されたのを受け、社会調査研究センターは10日、広島県内の有権者を対象に電話世論調査を実施して情勢を探った。諸派新人の宮口治子氏(45)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=がリードし、自民党新人の西田英範氏(39)=公明党推薦=が追う展開となっている。回答者の3割が「まだ決めていない」としており、投票日の25日までに情勢が変わる可能性がある。
 調査は10日、コンピューターで無作為に数字を組み合わせた固定電話の番号に電話をかけるRDS法で対象者を抽出。自動音声応答(オートコール)で質問し、1066人から有効回答を得た。


◇河井夫妻の事件「重視する」66%  
  2019年の前回参院選を舞台にした大規模買収事件で公職選挙法違反の有罪が確定した河井案里元参院議員の当選無効に伴う再選挙。案里氏の夫克行元法相(衆院議員を辞職)も起訴されたこの事件を投票判断の材料として重視するかを調査で尋ねたところ、「重視する」との回答が66%を占め、「重視しない」の19%、「どちらとも言えない」の14%を大きく上回った。
 前回参院選で河井案里元参院議員に投票したと答えた層でも西田氏への支持は5割にとどまり、2割近くが宮口氏に流れている。事件への県民の反発が西田氏への逆風になっていることがうかがわれる。


◇無党派層への浸透がカギ  
 調査結果を支持政党別にみると、宮口氏は立憲民主党支持層の8割以上に浸透し、支援を受ける共産党支持層の5割程度を固めた。それに対し西田氏は自民党支持層で6割弱、公明党支持層では4割強にとどまり、与党支持層を固め切れていない。無党派層でも宮口氏が西田氏をリードしているものの、5割が「まだ決めていない」と答えており、無党派層への浸透が勝敗を左右しそうだ。
 調査では、今回の選挙で最も重視する政策を七つの選択肢の中から一つだけ選んでもらい、「社会保障・福祉」28%・「新型コロナウイルス対策」27%・「景気対策」22%などと回答が割れた。コロナ対策を重視する層では両氏への支持が拮抗(きっこう)し、社会保障・福祉を重視する層は宮口氏、景気対策を重視する層は西田氏を支持する傾向がみられた。
 投票に「必ず行く」との回答は67%で、「たぶん行く」の21%と合わせて9割近くが「行く」と答えた。「行かない」は7%、「わからない」が5%だった。
 参院広島再選挙には両氏のほか、無所属新人の佐藤周一氏(45)▽無所属新人の大山宏氏(72)▽無所属新人の玉田憲勲氏(63)▽NHK受信料を支払わない方法を教える党新人の山本貴平氏(46)が立候補している。



 
文責 平田崇浩(社会調査研究センター調査研究部長)
 


 

2021年04月12日 09:00