2021年5月22日実施 全国世論調査の分析と結果
2021.5.24
5月22日実施 全国世論調査の分析と結果
菅内閣 : 支持31%、不支持59%に
- 若年層と高年層で低落 -
松本 正生(社会調査研究センター代表取締役社長)
社会調査研究センターでは、5月22日(土)にRDD方式による全国世論調査を実施しました。調査の方法は、携帯電話(スマートフォン)へのSMS(ショートメッセージ機能)と固定電話へのオートコールとを複合させた、新しいミックス・モード手法 = 「ノン・スポークン (Non-spoken) 調査」を採用しています。有効回答者数は、携帯695人、固定337人、計1,032人でした。
ノン・スポークン方式の世論調査は20年4月から開始し、今回は15 回目になります。
■内閣支持、コロナ対策評価、ともに最低に
今月の菅内閣支持率は、4月調査の40%から9ポイント低下し31%に、不支持率は4月調査の51%から8ポイント増加し59%になりました。〔表1〕に明らかなように、支持率31%は菅内閣における最低、不支持率59%は逆に最高の値に相当します。
菅政権の新型コロナウィルス対策にかんする評価も、「評価する」が最低の13%に、「評価しない」は69%で7割に迫る比率となりました。〔表1〕を参照してください。コロナウィルス感染者数の増加が全国に広がる一方、ワクチンの接種が期待したほどには進んでいないという現状に対する、社会の不安・不満の反映と言えるでしょう。
5月22日全国世論調査の結果は以下の通りです。
「毎日新聞提供」
2021年05月24日 09:00