2020年12月12日実施 世論調査結果(自由記述回答)

新型コロナウイルス第3波に関する自由記述回答のまとめ
 

 社会調査研究センターと毎日新聞が12月12日に実施した全国世論調査では、携帯ショートメール調査の回答者714人を対象に「新型コロナウイルス感染の第3波について、あなたのご意見を自由にお書きください」と尋ねた。     
 何らかの回答を書き込んだのは553人。そのうち6割近くを行政に対する批判や注文が占め、特に緊急事態宣言の発令と「GoToトラベル」事業の停止を求める意見が目立った。手洗いやマスク着用、移動・会食の自粛など個人の感染防止努力を重視する意見や、ワクチンが普及するまで耐えるしかないとの意見も少なくなかった。感染拡大への不安を前提とした意見が大勢だった一方、新型コロナの危険性を否定し、マスメディアの報道を「騒ぎすぎ」「情報操作」などと批判する意見も散見された。  
 寄せられた多様なご意見を便宜的に<①不安の訴え><②行政への批判・注文><③個人の努力重視><④その他>に分類し、回答者の承諾を得たものについて全文を紹介する。      
 誤字・脱字も原文のままとした。個人の特定につながる情報が含まれると判断した場合、または公序良俗に著しく反したり、明らかな事実誤認・誹謗中傷・フェイクニュースを流布したりする恐れがあると判断した場合は掲載を見送った。政府や政党・政治家、メディアに対する批判はそのまま掲載した。  
 調査は、社会調査研究センターと毎日新聞が12月12日、18歳以上を対象に携帯電話のショートメール機能を使う方法を主体として実施した。コンピューターで無作為に数字を組み合わせた携帯電話と固定電話の番号に自動音声応答(オートコール)で電話するRDS法で対象者を抽出。携帯電話の場合は、調査を承諾した人にショートメールで回答画面へのリンク情報を送付。固定電話の場合は、自動音声の質問にプッシュ番号で回答してもらった。目標サンプル数を携帯700件・固定300件に設定し、携帯714件・固定351件の有効回答を得た。

調査結果こちら

 

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2020年12月14日 09:00
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